2017年4月25日火曜日

【超曖昧な顧問料規定に疑問の声】

曖昧な顧問料規定に首を傾げる経営者は結構多い。その代表的なものが「年商」だろう。例えば、ネットで税理士事務所サイトの[顧問料一覧]ページをザ~ッと調べてみよう。ほとんどの場合、下記のように無機質に羅列してある。
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(年商)500万円未満・・・月額○万円 決算料 ○万円
   1000万円未満・・・月額○万円 決算料 ○万円
   3000万円未満・・・月額○万円 決算料○○万円
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税理士側からすれば、え?いったいこれのどこがおかしいの?と思うだろうが、一般人から見れば、売上(年商)と顧問料が比例するというのはまったく解せない。売上が多いと税理士事務所の仕事が増えるの?売上より仕訳数が多いほうが大変じゃないの?「うちの会社って年商は3億円だけど利益は500万円なの・・・」という声が多いのが実情だ。事務所側からすれば当たり前のこと、取るに足らない些細なことでも、顧問先から見れば違和感を抱いたまま顧問料を払い続けることになる。このような小さな段差が、取り返しのつかない大きな溝となるケースは往々にしてあるものだ。そう、1cmの段差でも積もり重なれば1mの大きな壁となることもある。あなたの事務所と顧問先との関係は「信頼&信用」という心のバリアフリーになっているだろうか。今一度、世の中の常識と照らし合わせて事務所の経営姿勢を見つめ直してみよう。顧問先は理屈ではなく、税理士事務所と「信頼&信用」という太いパイプを結びたいだけだ。できるだけ「あなたのそばにいますよ!」という温かいメッセージを送り続けることがモーレツに大切で、それさえ満足にできれば顧問先は顧問料などいくらでも払ってくれる。
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2017年4月18日火曜日

【実録・売られる顧問先】

税理士事務所ではよく見られる光景だが、めでたく独立&開業する職員がいたとしよう。ちなみに、何事もなく円満に独立することなどまずあり得ない。だが、同業者や顧問先の手前、作り笑顔で円満退社を偽装することは頻繁にある。で、さすがに十数年以上も安い給料で日付が変わるまで働いてもらった職員を手ぶらで解き放すわけにはいかないからと「君が担当している30社のうち10社を餞別であげるよ。ただ、A社とB社はダメだからね。でも、できればC社はもらってくれよな」と所長は言った。一見すると「なんだかんだと言いながらもやさしいところがあるじゃん」と思う者も多いだろう。でもね、よく考えてごらん。それって事務所側のご都合でやっていることで、好き勝手に振り分けられる顧問先の身になったことがあるのだろうか?相手の心情を少しでも考えたことがあるのだろうか?まるで戦国時代の政略結婚と何ら変わらないような気がするのはまともな神経の持ち主のこの僕だけだろうか。事務所側がこのような発想に至るということは「所詮、顧問先などコマ同然」と思っているからに違いない。お話は変わって僕は今、新潟市内の某ホテルで熱い珈琲を飲んでいる真っ最中だ。例えば、鹿児島駅前の税理士事務所で働いている職員が「来月には実家のある新潟で独立するので今後ともよろしくお願いしますね♪」と上記10社の顧問先に言ったらどうよ?
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2017年4月10日月曜日

【理想は正露丸】

先日、ある税理士業界誌の取材を受けた僕だった。その際に「2001年に考案した今のビジネスモデルを軌道に乗せたのは2007年。なので十数年間、すっげぇ順調に伸びてきたからこの先も順調よ」と言ったら笑われた。ココ、笑うところじゃないのに(笑)。そこで僕が言ったのは「理想は正露丸」。説明しよう。1902年に発売した正露丸は、すでに100年以上の歴史がある。で、直近の新型薬は1966年(この僕が満2歳)に発売した「セイロガン糖衣」。そして最近では、服用後に胃で溶けやすい液体カプセルの新型薬を発売したそうだ。なんと51年ぶりよ。64年後に糖衣、その51年後に液体。だけど効能・効果は大して変わらないよね。思い出してほしい、あれって下痢止めだから「あぁ・・・と困ったとき、おぉ!と焦ったときに止まればそれでOK」なんだ。時代が変わっても目指している先は同じ。だから、効能・効果が同じでなければまずいでしょ。では、そろそろ今日の〆に入ろう。あなたは今、その仕事で食っていけているなら、その仕事にフルモデルチェンジは決して要らない。必要なことは、正露丸のように随分経ってから砂糖で包んだり、またそれから随分経った後に液体にすればいいだけのことだ。今、食っていけている仕事の根幹を変える必要はまったくない。
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2017年4月4日火曜日

【誰にも迷惑をかけずに儲ける方法】

ジャパンでただ一人の社長専属コンサルタントのこの僕が、飲食店を営むあるオーナーにアドバイスした内容をタダでお話しよう。そして、あなたがこの内容をそっくりそのまま顧問先に使うことを絶えず僕は許す。「○○屋の店の前には今日も行列ができてたよ」と他人の店をうらやましがるオーナーにこの僕がアドバイスした内容をザッと要約するね。客を店の前に並ばせた時点で「その店には客をさばき切れない問題がある」ということ。真夏の炎天下では熱中症、真冬の寒空の下では風邪をひく。そんな店は悪の権化のようなものだ。では、そーいう店はどうすればいい?値段を上げればいい。それでも訪れる客が本当のお客様だ。そーすることによって熱中症にかかったり風邪をひく者もいなくなり、ダラダラと店の前に並ぶ見苦しい風景もなくなって近隣の住民にも迷惑をかけずに済む。そして、店の前には1人の待ち客もいないのに大いに繁盛している店のメニューリストを見よう。それがその店の適正価格だよ。ってことは、店の前に1人の待ち客もいないのにすっげぇ繁盛しているフェラーリの3000万円は適正価格っちゅうこっちゃ。
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2017年3月27日月曜日

【中小企業診断士の時代がやって来た!?】

前回は「知識から知恵」つまり伝書鳩のように役所と顧客の間を行き来するだけの「手続き業務」から人肌のぬくもりが伝わる「相談業務」へ移行しないとAIやロボットに職を奪われちゃうよ!という話だった。さらに、メインの業務が登記という手続法に依存する司法書士などもう終わっているとも言った。だって登記ってさ、AIどころか確定申告のe-Tax(電子申告)のように本人がネットで申請する時代が訪れることなど目に見えてんじゃん。そこで、中小企業診断士だ。長きにわたりサラリーマンが取得したい国家資格の第1位。だが、絶対に食えない国家資格の1位でもある。それは「代書業」がないから。税理士の税務申告業務、司法書士の登記業務、弁理士の特許申請業務などそれぞれの国家資格には独占代書業務がある。が、コンサルタント業務を生業にする中小企業診断士にはそれがない。企業に入り込んで業績を伸ばし続けるか、文化センターや商工会議所などで講演をしまくるかしか生きる道はない。ちなみに、それらの業務だけで食っていけている中小企業診断士は各都道府県にせいぜい2~3人くらいだろう。でも、安心してほしい。前述のようにすべての士業の手続き業務はAI&ロボットさんが代りにやっていただける時代が目の前まで来ている。そう、誰もが同じテーブルの上に立つ時代がね。さぁ、その資格の実力に見合った者だけが生き残るまともな時代の到来だ。
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2017年3月24日金曜日

【知識(手続き)から知恵(相談)へ】

「AI襲来 眠れぬサムライ」という粋なタイトルで2017年3月15日の日経新聞に「10~20年後にAIやロボットで代替可能な業種の中には会計士・弁理士・行政書士・税理士の4士業が含まれている」と書かれていた。個人的には司法書士などはとっくに終わっていると思っている僕がいる。その理由はそのうち述べるとして、すると頭の良い税理士は「相続業務に特化」「新規事業シミュレーションに特化」などと何でもかんでも「特化」しようとする。だが、その「特化」も所詮、一時的な逃避に過ぎない。どうやらモノの本質というか、抜本的なリスクヘッジの仕方がまったく分かっていないようだね。どうして鉄クズの人工知能やロボットくんだりに職を奪われちゃうの?それは、あなたが生業(なりわい)としていることが単なる手続き業務だから。そもそも役所と顧客の間を行き来するだけの伝書鳩のような仕事は最初から要らないの。それがまかりとおったのは時代が古き良き昭和だったから。今の時代、単なる申告や記帳などAIさんが襲来なさるそれ以前に世の中の需要がとっくにないの。この先、10~20年と生き残りたいならば知識を使う「手続き業務」から知恵を使う「相談業務」に一日も早く移行するしかない。それが本来の仕事だし。さぁ、これからは足腰ではなく頭を使おう!
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2017年3月17日金曜日

【顧問先の喜びが職員のモチベーションにリンクする】

確定申告、お疲れ様でした!と日記には書いておこう。ホッとしている事務所も多いだろうが、確かなことは、1年後にはまた同じ日々が訪れるということだ。だったら今のうちから来年がちったぁ楽になるような策を練ったらどうなんだ。毎年毎年、ひどい目に遭うことを知りながらよく耐えられるものだと感心する僕がいる。あるマーケティング会社の調査によると、今なお徒弟(とてい)制度が残っていると思われる業種の1位が料理人、2位が理美容院、そして3位が士業という結果になったそうだ。徒弟制度、つまり親方・弟子という丁稚(でっち)制度だ。一昔前までは職員に対して「独立していいよ」という事務所も多かったが、今では大原簿記やTACの掲示板に求人広告を掲載してもなかなか優秀な人材が集まらないのが現状だ。できればこのまま税理士資格を取得せず、事務所に居残って欲しいと思う所長も実際には多いだろう。それほど税理士事務所、もっと言えばホワイトカラーの求人難、人材不足が切実なものとなってきている。それはなぜ?答えは超簡単だがね。彼らからすれば「ルーチンの仕事に全然やりがいを感じない」というのがホンネだろう。営業が、ノルマが嫌だからと税理士事務所を選んだ者もいるにはいるが、いざ入ってみたら日々の抑揚のない&刺激のない仕事に面白味を感じていないのも事実。であれば職員のモチベーションを上げるため、維持するためにどこのどいつの事務所でもやっていないワクドキ(ワクワクドキドキ)する仕事を早急に見出さなければならない。ところですべての職員が喜ぶこと、やりがいを感じる瞬間っていったい何なのよぉー!?それはたった一つしかない。顧問先が「ありがとう」と笑顔で言ってくれたときだけだ。それ以外は幻か錯覚か気のせいに過ぎない。例えば、こーいう画期的な売上支援ツールを使って顧問先の業績向上につながるアドバイスをしてみてはどうだろう。
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帳面をつけるだけなら弥生会計に敵うわけないじゃん。バカの一つ覚えみたいに勘定科目うんぬんの話はもうやめにしましょうよ。「いつも御社のことを思っていますよ」という姿勢を見せることが顧問先の喜びにつながり、ひいては職員自身のモチベーションに必ずリンクする。1年後には、また同じ殺人的な繁忙期が訪れる。そして