2017年5月30日火曜日

【誰でもできるけど誰もやらないことをやったもん勝ち】

先日、北海道は知床方面まで出向き、新規顧問先の囲い込み方法について余すところなくお話した僕だった。その際に強調したことは「営業にウルトラCはない」ということだ。さらに最新のツールがカッコよく見えても所詮、そんなものは使い物にはならないということもお伝えした。デジタルの時代になればなるほどアナログの必要性は増す。例えば、ネット通販が当たり前の時代になればなるほどクロネコヤマトがモーレツに忙しくなる。いくら1クリックで品物が手に入る便利な時代になったところで、それを届けるリアルな人間が絶対に必要ということは言うまでもない。また、タブレット端末を使ったペーパーレスの時代になればなるほど温かみのある手書きの良さがクローズアップされ、以前より紙媒体の需要が地味に地道に増えている。要は、目先の甘い誘惑に惑わされることなく、足元をじっくり固めるやり方が一番だし、それ以外に方法はない。「これは難しいな」と思ったことはまず成功しない。簡単なことしか成果は上がらないし間違いなく続かない。誰でもできるけど誰もやらないことをやった者が最後は勝つんだ。そして、誰でもできる「ビデオ研修会」のやり方を北海道までわざわざ行ってお話してあげた親切な僕だった。で、作りかけのレポートはこちら→ http://www.zeirishijimusyo.com/pdf/video.pdf


2017年5月16日火曜日

【組織が3Mの魚介類になるその理由】

「で、オチは?」「あ、いえ・・・」「お前の話にはいつもオチがないんだよ」と言われ続けたらどうなるだろう。当然、その人は無口になるよね。それとまったく同じことをしている組織が多い。例えば「毎月の巡回監査時に新規顧問先を紹介してもらう働きかけをしたらどうでしょうか」と提案したA君。すると所長は「おぉ!それはいい案だね。で、具体的にはどうやるんだ?」と必ず応戦する。または「君がそのプロジェクトリーダーになって進めてくれ」と任命される。そしてA君は「・・・」と貝になる。言い出しっぺがすべての責任を負わされるような仕組みでは「あ、これはいいかも!」と思ったところで誰も何も言わなくなるに決まっている。その結果、組織は無策・無能・無口な魚介類へと堕ちて逝く。この僕の人間生活52年の経験上、「気付く能力」と「推進する能力」とは使う頭自体が違うと思う。それは訓練や鍛錬でどうこうなるものではなく、生まれ持った天性ではなかろうか。どうか提案する者と遂行する者とはバシッと線引きをしてほしい。もっと言えば、提案した者をプロジェクトリーダーにするどころか、そのプロジェクトの中から外してほしい。そーいう者には第三者の立場になって外側から鳥瞰(鳥の目)して大局的に見てもらうとさらに良案が導かれるだろう。
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2017年5月9日火曜日

【逆パレートの法則】

「所得税の8割は課税対象者の2割が負担している」「故障の8割は全部品のうち2割に原因がある」というのがパレートの法則だよね。俗に言う80:20の法則だが、本来の意味はちょっぴり違うみたいだけどそれは置いといて「売上の8割は全顧客の2割が生み出している」。つまり売上を伸ばすためにはすべての顧客を平等に扱ってはNGで「その2割」を導き出すことが大切っちゅうこっちゃがな。そもそも顧客自体をかき集めるにもこの法則は使えるが、そのまま適用していては今の時代、少々遅すぎる。だから、それを真逆にやってみよう。だから僕は、あえて「8割の者が耳が痛いと思うことをずっと言い続ければ2割の者に興味を持ってもらえる。その2割の者さえ大切にしていれば、自分が死ぬまで食っていける」と本気で信じている。そう、誰からも愛されようと努力をすれば無難でつまらない平均的なサービスしかできず、その結果、箸にも棒にも引っ掛からない者ばかりが集まることになる。誰からも愛されることなどあり得ないし、それに向かって頑張ることほど愚かなことはない。自分だけのファン(顧客)を集めるためには、あえて自らが逆風を巻き起こしたほうが手っ取り早い。そして逆風という向かい風が、強ければ強いほど自分という凧(たこ)は高く高く舞い上がる。
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2017年5月2日火曜日

【先生は死ぬまで先生】

この連休中、ボーっと口を開けてただいたずらに時間を浪費するだけの安い連中に対して一気に差をつけるべく仕事に励もうと思ったが、すでに永久に縮まることのないマリアナ海溝レベルの差をつけていた自分自身の偉大さに気が付いたこの僕がいた。そこで「ふ、気分転換に柳ヶ瀬でも歩くか」と大胆な独り言をつぶやきながら岐阜高島屋の北海道展に立ち寄った。そこで偶然、ルタオのチーズケーキを物色中の、中学時代にお世話になったT先生を発見した。だが僕は、声を掛けることができなかった。それはT先生のあまりにみすぼらしく変わり果てた風貌のせいだった。そう言えば以前、僕の最低ランクの友人が「パチンコ店でT先生を見たぞ。鼻毛はボーボーに出ているわハゲ散らかしているわで、せむし男みたいに背中を丸めて打ってたぞ。正直、ショックだったよ」と言っていたのを思い出した。そのときは「へ~、人生いろいろだな」と聞き流したが、実際に「先生」と呼んでいた人がそのように負に変貌している姿を目の当たりにするとさすがにショックを隠せなかった。そう、あなたの生徒たちはそこら中から見ているんですよ。そして学校の先生だけでなく、税理士でも司法書士でもピアノの教師でも世間から「先生」と呼ばれる職種の人たちは、死ぬまで背筋を伸ばして凛としていてほしい。それが無理ならば、この連休明けにでも辞めてもらいたい。
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2017年4月25日火曜日

【超曖昧な顧問料規定に疑問の声】

曖昧な顧問料規定に首を傾げる経営者は結構多い。その代表的なものが「年商」だろう。例えば、ネットで税理士事務所サイトの[顧問料一覧]ページをザ~ッと調べてみよう。ほとんどの場合、下記のように無機質に羅列してある。
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(年商)500万円未満・・・月額○万円 決算料 ○万円
   1000万円未満・・・月額○万円 決算料 ○万円
   3000万円未満・・・月額○万円 決算料○○万円
              ・
              ・
              ・
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税理士側からすれば、え?いったいこれのどこがおかしいの?と思うだろうが、一般人から見れば、売上(年商)と顧問料が比例するというのはまったく解せない。売上が多いと税理士事務所の仕事が増えるの?売上より仕訳数が多いほうが大変じゃないの?「うちの会社って年商は3億円だけど利益は500万円なの・・・」という声が多いのが実情だ。事務所側からすれば当たり前のこと、取るに足らない些細なことでも、顧問先から見れば違和感を抱いたまま顧問料を払い続けることになる。このような小さな段差が、取り返しのつかない大きな溝となるケースは往々にしてあるものだ。そう、1cmの段差でも積もり重なれば1mの大きな壁となることもある。あなたの事務所と顧問先との関係は「信頼&信用」という心のバリアフリーになっているだろうか。今一度、世の中の常識と照らし合わせて事務所の経営姿勢を見つめ直してみよう。顧問先は理屈ではなく、税理士事務所と「信頼&信用」という太いパイプを結びたいだけだ。できるだけ「あなたのそばにいますよ!」という温かいメッセージを送り続けることがモーレツに大切で、それさえ満足にできれば顧問先は顧問料などいくらでも払ってくれる。
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2017年4月18日火曜日

【実録・売られる顧問先】

税理士事務所ではよく見られる光景だが、めでたく独立&開業する職員がいたとしよう。ちなみに、何事もなく円満に独立することなどまずあり得ない。だが、同業者や顧問先の手前、作り笑顔で円満退社を偽装することは頻繁にある。で、さすがに十数年以上も安い給料で日付が変わるまで働いてもらった職員を手ぶらで解き放すわけにはいかないからと「君が担当している30社のうち10社を餞別であげるよ。ただ、A社とB社はダメだからね。でも、できればC社はもらってくれよな」と所長は言った。一見すると「なんだかんだと言いながらもやさしいところがあるじゃん」と思う者も多いだろう。でもね、よく考えてごらん。それって事務所側のご都合でやっていることで、好き勝手に振り分けられる顧問先の身になったことがあるのだろうか?相手の心情を少しでも考えたことがあるのだろうか?まるで戦国時代の政略結婚と何ら変わらないような気がするのはまともな神経の持ち主のこの僕だけだろうか。事務所側がこのような発想に至るということは「所詮、顧問先などコマ同然」と思っているからに違いない。お話は変わって僕は今、新潟市内の某ホテルで熱い珈琲を飲んでいる真っ最中だ。例えば、鹿児島駅前の税理士事務所で働いている職員が「来月には実家のある新潟で独立するので今後ともよろしくお願いしますね♪」と上記10社の顧問先に言ったらどうよ?
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2017年4月10日月曜日

【理想は正露丸】

先日、ある税理士業界誌の取材を受けた僕だった。その際に「2001年に考案した今のビジネスモデルを軌道に乗せたのは2007年。なので十数年間、すっげぇ順調に伸びてきたからこの先も順調よ」と言ったら笑われた。ココ、笑うところじゃないのに(笑)。そこで僕が言ったのは「理想は正露丸」。説明しよう。1902年に発売した正露丸は、すでに100年以上の歴史がある。で、直近の新型薬は1966年(この僕が満2歳)に発売した「セイロガン糖衣」。そして最近では、服用後に胃で溶けやすい液体カプセルの新型薬を発売したそうだ。なんと51年ぶりよ。64年後に糖衣、その51年後に液体。だけど効能・効果は大して変わらないよね。思い出してほしい、あれって下痢止めだから「あぁ・・・と困ったとき、おぉ!と焦ったときに止まればそれでOK」なんだ。時代が変わっても目指している先は同じ。だから、効能・効果が同じでなければまずいでしょ。では、そろそろ今日の〆に入ろう。あなたは今、その仕事で食っていけているなら、その仕事にフルモデルチェンジは決して要らない。必要なことは、正露丸のように随分経ってから砂糖で包んだり、またそれから随分経った後に液体にすればいいだけのことだ。今、食っていけている仕事の根幹を変える必要はまったくない。
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