2017年10月10日火曜日

【税理士が「やってもいい」だけ】

では、以前にお叱りを受けた話を一席。ある税理士の大先生が「ねぇ、杉山さん。もっと儲かるやり方を教えてよ」と言うので「では、一番儲かっている顧問先の社長を事務所の代表にしたらどうですかね」とウルトラC級の進言してあげたらすっごい勢いで叱られた僕だった。でも正直、そうは思いませんかね?例えば、中古車販売業や花屋や洋菓子店でボロ儲けしている社長は何をやらせてもボロ儲けできると思いませんかね?ましてや消費期限が短くて油断すると腐るような生花や食材でボロ儲けできる社長だったら、消費期限どころか物理的に商品も在庫も仕入れもない税理士事務所なんて笑いが止まらないくらいボロ儲けできるんじゃないですかね?確かに税理士業を行うには税理士資格が必要だが、税理士法人や税理士事務所を運営するのは誰が代表でもまったく構わない。現にJALを復活させた稲盛和夫氏はパイロットの資格など持っちゃいない。むしろその資格、業界の常識や慣例などに固執しているからこそ、できる仕事・儲かる仕事がまったく見えない、いや見ようとしないんじゃないですかね?病院もそう。幼稚園もそう。代表は医者じゃなくても幼稚園教諭じゃなくてもいいんです。むしろそうじゃないほうがいいんです。
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2017年10月3日火曜日

【DNAはあてにはならない】

愛知県の三河地方で数店舗の薬局を経営するオーナーが「ったく、うちの息子はヤル気があるのかねぇ。どう思います?」と嘆き節で問い掛けてきたので「一生懸命やっていると思いますよ」と無難な回答で逃げた僕だった。しかし、腹の中では「あんたは薬や商売が好きで始めたけどね、当の息子が同じように好きとは限りませんよ。それに40年前にはスギ薬局どころかライバルなんてほとんどいなかったじゃん」とつぶやいていた。初代はそれが好きで始めたかもしれないが、経営のセンスうんぬんは別にして、二代目はそれが好きだとは限らない。ましてや三代目以降ともなると、その業界を取り巻く環境が初代の頃とは天と地ほど変わってしまっている。現に僕は200年近く続く佃煮屋を継ぐために弁護士をあきらめた優秀な若者を知っている。だったら、最初から東大の法学部なんかに入らなきゃよかったのに。そして、代が変わるごとに必ずといっていいほど商売の能力は薄まっていく。だって「好きで始めた人の能力」が最強に決まってるじゃん。だからこそ自分の子どもには、喜んで跡を継ぎたくなるような2つの御膳立てが必須となる。それは「すっげぇ儲かっている状態にしておくこと」と番頭や他の社員にはできない「その者にしかできない仕事を与えること」だ。いずれにしても初代のDNAは薄まるばかりだ。
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2017年9月26日火曜日

【異端児のススメ ~枠からはみ出ろ!】

「去る職員 資格がなければ ただの人」という川柳があるかどうかは別にして、たまに「税理士資格がないのによく独立できましたね」と言われることがある。あのね、税理士資格が必要なのは税理士事務所を開くときだけなの。カフェや和菓子屋を開くのに税理士資格なんて何の役にも立たないでしょ。それと同じ。僕自身は税理士事務所をやっているわけではなく、サウジアラビアの石油の如く溢れ出る知識と知恵をもとに税理士事務所のお手伝いを行っている。正直、資格を取っていなかったからこそ今、食っていけていると確信している僕がいる。それはなぜ?そう、資格商売で稼ぐことは非常に難しいからだ。だって、その狭い枠の中だけで売りを立てることしか考えなくなるから。そもそも税理士だったら税理士法、弁護士だったら弁護士法に則った業務しかできないが、その気とやる気さえあれば本来業務の延長線上でできるものや人材活用術などいくらでもあるのに、端(はな)から考えようとしなくなるし考えられなくなってしまう。例えば、司法書士なら小難しい法律相談を受けるよりも抵当権の設定登記を数こなしたほうが楽とかね。資格があるから、手に職があるからこそ「その業界の常識」という狭い枠の中でしか考えないし考えられない。万が一、その枠からはみ出ようものなら同業者たちから「業界の異端児」扱いされるためビビっておとなしく右へならえをする。だから、十把一絡げで沈みゆくのだろう。
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2017年9月19日火曜日

【消費者を裏切り、愚弄する行為とは】

実家の修繕をするべく当時の建築会社に電話をしたら「おかけになった電話番号は現在、使われておりません」という滑舌の良い音声が。ま、30年前にお世話になった建築会社だからねぇ。とは言え、この僕のように「図面がない!」と困惑する者がいるのも事実。よく「地元民を雇用して地域社会に貢献したい」と唱える社長がいるが、それは根本的に間違っている。雇用で貢献するのは大きな会社の役目だ。そうでない中小&零細企業は、とにかく稼いで稼いで稼ぎまくって1円でも多く納税することでしか地域社会に貢献などできない。つまり「自社の本来の使命からズレちゃいけないしブレてもいけない」ということだ。決してつぶれないこと、絶対につぶさないこと、消費者が死ぬまで続けること。それが、
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2017年9月12日火曜日

【「机上の空論」は絶えず正しい】

顧問先に対してアドバイスをした際に「はぁ~、先生は現場を知らないからそんなことが言えるんですよ」という逆ギレっぽい反論を受けたことはないだろうか。例えば、中古車販売業の社長はこう言うだろう。「先生は1台も車を売ったことがないからそんなことが言えるんですよ。そんなキレイ事はこの業界には通用しませんよ」ってね。でもね、よく考えてごらん。現場を知らないからこそ斬新で画期的な発想ができるんだよ。現場を知り尽くしているがゆえに「あれはダメ」「これも無理」という先入観に犯されるんだがね。何もないところから生まれる「机上の空論」は絶えず正しい。だって「成功するやり方・失敗しないやり方」しか思いつかないじゃん。だからこそ、モノを売ったことがない者の身勝手なアドバイスのほうが的を射る場合が多いのだろう。そろそろ今日の〆に入ろう。成功者の法則は、その者にしかできないやり方。机上の空論は、その気になれば誰にでもできるやり方。
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2017年9月5日火曜日

【真説・最初のアヒル】

アップル社の市場戦略に関する記事を読んで「日本向きの的を射たやり方だなぁ」と深く感心した僕だった。それは「利用者に慣れさせてしまったもの勝ち」というものだった。とにかく最初に手に取ってもらう。すると特に保守的な日本人は、なかなか他社製品には乗り換えない。だから、日本のiPhoneの占有率が世界の中でも上位なのだろう。しかし、そんなことは随分前からこの僕は専門用語で「シャブ漬け」と呼んで声高に唱えていた。最初に設定した会計ソフトを他社製品に切り替えることは共通言語を北京語から関西弁に変えることと同じくらい難しい。どれだけ「こっちのほうが安くて簡単で合理的だよ」と力説したところで受け入れてもらえない。人は、それだけ面倒臭いことが大嫌いなんだ。また、幼いうちから自社の味に慣れさせれば、大人になってからも食べたときに「おぉ!懐かしぃ~♪」と感じさせるマクドナルドの味覚の汚染戦略もほぼ同じだよ。それはまるで最初に見たものを親と思い込むアヒルの赤ちゃんとそっくりだね。そう、何事においても最初が肝心なのだろう。
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2017年8月29日火曜日

【これ、本当に必要か?本当にやりたいか?】

ONE FOR ALL, ALL FOR ONE. 直訳すると「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という有名な言葉だが、この僕には連帯保証人のキャッチフレーズにしか聞こえない。連帯保証人の真逆を突き進むこの僕の連立方程式が「君のものは僕のもの、僕のものは当然、僕のもの」。そこで先日、36歳の社長から「会社を伸ばすコツって何ですか?」と尋ねられたので「伸ばすコツはよく知りませんが、コケるツボなら過去の統計上、完璧に分かります。やらなきゃいけないことをやらないからコケるんじゃなくて、やらなくてもいいことに手を出すからコケるんです」と答えた僕だった。例えば、デパートで「これ、欲しい!」と目の前の商品に一目ぼれしたとき「ちょ待てよ。これ、本当に俺は欲しいのだろうか?」と冷静に自問自答してみよう。きっと97%以上は必要のないものだろう。それとまったく同じ。「これ、やろう!」と新たな事業を思い立ったとき「ちょ待てよ。これ、本当に私はやりたいのだろうか?採算は合うのだろうか?」と冷静に自問自答してみよう。まずほとんど意味のないものだろう。
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