2016年6月22日水曜日

【職員の正しい負け犬教育法】

今から11年前、いや12年前、ん?13年前だったか?まあいい。とにかく僕が税理士事務所に勤めていた頃の風潮は「うちの所長先生って立派でしょ」「毎週、商工会議所でセミナーをやってるよ」というのが職員たちの自慢でもあった。ま、言ってみれば、盃(さかずき)を交わさないまでも、立派な親分を尊敬する従順な子分のような色濃い間柄だった。またそうやって優秀な職員がやめないようにとつなぎとめていた。ところが今ではその逆のケースも結構多い。つまり「先生、大丈夫かな・・・。最近はボーっと物思いにふけってばかりだし。僕がいないと事務所が立ち行かないな・・・」という具合なんだ。これを「アンダードッグ(負け犬)効果」と言う。要は、同情を買うやり方だ。特に慈悲深い日本人は不利な状況にある奴に対して手を差し伸べる傾向がある。これを職員の教育に活かさない手はない。所長を見て「うちの先生は立派」よりも「う~ん、僕がしっかりしなきゃ!」と思わせた方が事務所は末永く繁栄するだろう。それに、その方が現実的ですっげぇ楽だし。
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