2016年7月29日金曜日

【もう朝礼なんかいらない】

優秀な社員のヤル気を削ぐ原因の一つに「社長の成功体験を嫌でも聞かされる」がある。そして、それが披露される場が朝礼だ。そのため一日のスタートダッシュが台無しとなる。朝礼で多くを語る社長には次の2つのタイプしかない。(1)思ったこと言いたいことをしゃべらずにはいられない (2)朝礼の場でしか社員が話を聞いてくれない どっちにしても情けない話だ。さぁ、目を凝らしてよーくごらん。社長の右斜め上からパカーッとスポットライトが当たっているだろ。そう、オン・ステージなんだよ。「一週間のご無沙汰でした」の玉置宏が司会でもやってくれれば満足だろうか。でもって、それが20分を超えると間違いなく「説教」か「宗教」になる。そして社員は途方に暮れかける。そりゃこんなことを毎朝続けられた日には優秀な社員はいなくなるよね。だから、残った社員は使いものにならない奴ばっかなの。おまけに朝礼の内容なんて100%誰も聞いちゃいない。それどころかクールミントガムをクッチャクッチャ噛んでいるオツボネ様もいるだろう。さ、一日を気持ちよく、効率良くスタートさせるためにも勇気をもって朝礼をなくすことから始めよう。ってことで、ビジネスセンスあふれるこの僕が無料で友情出演してあげたドキュメンタリー漫画はこちら。
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2016年7月18日月曜日

【主従(雇用)関係に「あうんの呼吸」は通用しない】

豊臣秀吉に嫡男が生まれたとき、それまで関白だった甥っ子の秀次は「ぼ、僕はいったいどうなっちゃうの?きっと叔父さんは邪魔になった僕を抹殺するに違いない」とひたすらビビった。ま、それと同じだ。そう、古株の社員、特に先代の頃から仕えていた番頭と呼ばれるようなベテラン社員ほど「きっと息子の代に変わったら、私が真っ先にクビを切られる」とビビっとる。「はぁ?なに言っとるの。ちゃうっちゅうねん。こんなに目をかけたっとるのによー言うわ。ったく、えーかげん分かってちょー!」と秀吉が力説しても、秀次はまったく聞く耳を持たずに最後は切腹させられ、さらし首となった。ま、それと同じだ。社長は「もうベテランだから何も言わなくても彼は分かってくれてるよ」と思っているが、当の本人は「最近、社長は何も私に言ってくれない。そりゃ安月給でよく働く若い連中のほうがいいに決まってるよね。きっと私は邪魔者なんだ・・・」と確実にビビっとる。面倒臭い話だが、ベテランになればなるほど構ってあげないとポキッと折れるかプチッとキレちゃうよ。
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2016年7月11日月曜日

【「やってはいけないこと」を明確にする】

開業間近の若い男性税理士と会った。彼が見せてくれた計画書にはビッシリと夢が描かれていた。しかし、「これでいいの?」というのが僕の率直な感想だった。すでに全国には7万人以上の税理士がいる。さらに公認会計士もいる。それら先発組に追いつくことは、いくら彼が優秀で頑張り屋さんだとしてもすっげぇ難しい。先発組が夢を語るのは大いに結構なことだが、これからスタートする後発組はちょっと違う気がする。「やりたいこと(夢)」を語るのは先発組で、これからスタートする後発組は「やってはいけないこと」を今一度、明確にするべきだろう。「やってはいけないこと」さえやらなければ、確実に食ってはいける。この世の中、やっちゃいけないことに手を出した愚か者が潰れているに過ぎない。すでに食べていっている奴とこれから先、食べていかなければならない者とは思考回路がまったく異なるはずだ。「やりたいこと(夢)」を語ることは気持ちがいい。ただ、それでジ・エンドだ。大きいことがいいことではなく、いいことがいいことだ。
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2016年7月8日金曜日

【税理士事務所の常識は、世間の非常識】

「なんで顧問先がお中元やお歳暮を贈ってくるの?」というのが、税理士事務所に勤めていた頃の僕の疑問だった。それまで一般企業に勤めていた僕の常識では、お客から贈答品が届くという発想はない。税理士業界に限らず、弁護士や医者などの「先生」と呼ばれる業界では往々にしてあることのようだが、それは世間の感覚からすれば異常。「うちがおたくの面倒をみてあげている」といった「もらうことが当たり前」になっている先生稼業はこの先、確実に淘汰されるだろう。少なくとも「お気持ちだけで十分なのでお品は受け取りません」という発信だけでもしたほうがいい。ところが、もらって当たり前どころか「今年はビールが少ないなぁ~」と平然と言い放つセンセーも結構多い。世間のフツーの感覚とズレている事務所にフツーの企業が寄って来るはずもない。顧問先とのパイプを太くするどころか、管の中に異物が詰まりつつある状態だ。「そんな小さいこと・・・」と思う、そのちょっとした油断と慢心が取り返しのつかない大きな溝を作ってしまうのだろう。管の中が錆び付くその前に、日頃から信頼関係の構築を怠らないようにしておくことだ。
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2016年7月4日月曜日

【他人の限界】

車椅子の患者が名医に診てもらったら歩けるようになった。すると、多くの人々は「医者に治してもらった」と言うが、それはまったく違う。医者は、「頑張れば歩けるまでの元の体に戻しただけ」で、歩けるようになったのは本人の努力。つまり、医者は「-を±0の状態に戻すこと」しかできない。そこから先は本人の努力でしかない。そして、それは医者に限ったことではない。会社の経営状態が悪くなり、税理士に相談した。すると、見る見るうちに売上げが右肩上がりとなり、昨日までの赤字が真っ黒クロスケになった。しかしそれって税理士のおかげじゃないってばよ!他人は、どれだけ高額の報酬をもらったところで、-を±0の状態に戻すのが精一杯だ。傷口をふさぎ、流れる血を止めるのがやっとなの。それだってモーレツに優秀な他人だった場合だ。「歩けるようにしてください」「赤字を黒字にしてください」。それは、無理。「頑張れば普通に歩けるまでの元の体に戻してあげる」「頑張れば黒字にできるまでの基礎を構築してあげる」。それが他人の限界だ。
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2016年7月2日土曜日

【答えを出すには考えるしかない】

ある女性から「A君とB君から告白されて悩んでるんですぅ~」と相談されたとしよう。ここで考えられることは次の2つだ。「AかBかで悩むということは、要するにどっちでもいいということ。AかよければA、Bが好きならBと必ず答えは出る」。もう1つは「ねぇねぇ、私って結構モテるでしょ。どう、あなたも一枚加わってみない?」というお誘いしかない。しかし、それは考えにくい。よく「悩む」という言葉を使う奴がいるが、答えを出したいのなら「考える」しか方法はない。脳ミソに汗をかきながら答えを導き出す作業を正しい日本語で「考える」という。A君かB君かで悩むことは、ラーメン屋で500円玉を握りしめて「味噌か醤油かどっちにしよう?」と悶々としているサラリーマンと同じだ。要は、そんなもんどっちでもいいんだよ。本当にデキる人間は、疑問を抱いたらまずは自分一人で徹底的に考え、自分なりの答えを持ってから他人に意見を求める。そうすることもせず、何でもかんでも闇雲に「なんで?」「どうして?」と聞きまくる奴は、ハツカネズミのようにカゴの中を死ぬまで走り続けていればいい。きっとそれが奴らには一番心地良いのだろうから。
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