2017年6月6日火曜日

【「分子」が同じでも「分母」が異なれば意味はない】

桑名市で開業予定の若い税理士から「東京の○○先生の顧客獲得講座に行ってきました」と笑顔の報告があった。が、それって本当に使えるのだろうか?東京のやり方がそのまま三重県で通用するとは僕には思えない。すると「都会でも田舎でもビジネスの基本は同じですよ」と彼。ならば、例えば「税理士試験の合格率5%と行政書士試験の5%」は同じだろうか。たしかに5%という数字は同じでも、受験者のレベルが雲泥の差ということはとっくにご存じだろう。そもそも合格率に意味はない。なんだかんだいっても、まだまだ税理士稼業はクリーニング業と同じエリア商売だ。その地域に顧客となる企業がなければ成り立たない。放っておいても旬のタケノコのように次から次へと企業が芽生える都会の常識・発想・戦術・戦略が、そっくりそのまま一地方に当てはまるとは思えない。それをいかに咀嚼(そしゃく)し、自らに照らし合わせるかが肝心なのだが、それができる者は他人が主催するセミナーにお金を落とす前に自分で考え自分で答えを出している。今回の場合、同業者の前にひざまづく若い君の姿しか目に浮かばない。
http://www.zeirishijimusyo.com/


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