2017年7月11日火曜日

【梁と柱】

100人以上の社員を抱える地方の会社は、その地域ではそこそこ名の知れたまずまずの企業だろう。そのような中堅企業が抱える悩みのひとつに「社員が定着しない」がある。そりゃあヤル気のある若者、聡明な若者、能力のある若者ばかりを狙っていたら長続きはしないだろう。やっとこさ仕事を覚えて戦力になると思ったら「一身上の都合」を理由にライバル企業に引き抜かれる。だから、人事の柱のポイントが3センチ以上ズレている。必ず押さえておきたいのが「地元で生まれ育った土地持ちの長男」。この手の者は絶対に辞めない。出世や給料などよりも「世間体のために働く」が最優先だからだ。特に地方の中堅企業ではこのような人材が会社の太い梁(はり)となるだろう。が、梁にはなるけど柱にはならない(笑)。ただ、日々淡々と目の前の業務をまっとするその姿は社員の老若男女を問わず地味に安心感を覚えさせてくれるため人望や評価は何気に高い。そのような者たちが会社の太い梁となり横たわってくれるだけで目には見えない社員間の連帯意識を芽生えさせることとなる。その後、その者たち以外の中から会社の柱となる人材を選定しじっくり育てればいい。
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