2017年8月29日火曜日

【これ、本当に必要か?本当にやりたいか?】

ONE FOR ALL, ALL FOR ONE. 直訳すると「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という有名な言葉だが、この僕には連帯保証人のキャッチフレーズにしか聞こえない。連帯保証人の真逆を突き進むこの僕の連立方程式が「君のものは僕のもの、僕のものは当然、僕のもの」。そこで先日、36歳の社長から「会社を伸ばすコツって何ですか?」と尋ねられたので「伸ばすコツはよく知りませんが、コケるツボなら過去の統計上、完璧に分かります。やらなきゃいけないことをやらないからコケるんじゃなくて、やらなくてもいいことに手を出すからコケるんです」と答えた僕だった。例えば、デパートで「これ、欲しい!」と目の前の商品に一目ぼれしたとき「ちょ待てよ。これ、本当に俺は欲しいのだろうか?」と冷静に自問自答してみよう。きっと97%以上は必要のないものだろう。それとまったく同じ。「これ、やろう!」と新たな事業を思い立ったとき「ちょ待てよ。これ、本当に私はやりたいのだろうか?採算は合うのだろうか?」と冷静に自問自答してみよう。まずほとんど意味のないものだろう。
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2017年8月22日火曜日

【理想は床屋】

57歳くらいだろうか。知り合いの男性税理士の話だが、彼は自分一人ですべての業務をこなしている。この年齢になると勘定科目などの細かい文字や数字が見えにくくなるため50歳になった記念に視力を回復する手術をしたそうだ。どうしてそこまでして自分一人にこだわるのだろうか?なぜ職員を雇って楽をしないのだろうか?彼曰く、床屋のような事務所が理想。つまり「最後は一人でもやっていける状態」が最強で最善で安全で安心な将来設計とのこと。たしかに、床屋は利き手が震えてハサミが持てなくなったら終わり。税理士は細かい文字や数字が読めなくなり、集中力が切れたら終わり。だが、裏を返せばそうなるまでやり続けることはできる。昔から新聞の一ヶ月間の購読料は床屋代と同じと言われるが、理想的な仕事の将来設計も床屋と同じかもしれない。
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2017年8月15日火曜日

【お盆休みに杭を打て! ~税理士事務所バージョン】

もう遅いかも知れないが、君たちが勤めている事務所の所長が還暦前後の男性だったら、君たちはお盆休みを満喫している場合ではない。サッサと事務所へ行って机に向かいやがれ。そう、サラリーマンにとってお盆休みこそが絶好のチャンスなんだ。とにかく所長に忠誠心を見せつけるのさ。そのお年頃の所長は、長~い休暇を自宅で過ごそうにもそこに自分の居場所はない。そのため間違いなく事務所に出て来る。で、所長が事務所のドアを開けるや否や「お、どうした?」と机に向かって仕事をしているフリをしている君たちに尋ねるだろう。「はぁ、居場所がないので・・・」と君たちが答えると「ま、俺たちには仕事しかないからな、ハハハ~♪」と所長は満面の笑みで返すはずだ。これで君たちは、勝ったも同然さ。このような分かりやすい人種は、お客の評判や営業成績などではなく、組織への忠誠心を必要以上に重んじるものだ。もっと言えば、苦労を分かち合った同胞が可愛くてたまらないんだよ。お盆休みの期間は顧問先も世間も休眠状態なので仕事なんてありっこない。だから、ひたすら机に向かってジッと座っていればいい。すると所長は、目を細めながら遠くから君たちを優しく見守ってくれるだろう。売上に貢献する所員より「心に同じ傷を持つ同胞」のほうが確実に評価は高くなる。その後、ランチタイムを共に楽しもうものなら一生、安泰だぜ。
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2017年8月8日火曜日

【汲み取れない&気が付けないのは致命的】

先日、この僕たちが提供する商品に対してお客様である税理士から「顧問先からの反応がないんだけど・・・」っぽいご相談があった。「ふ~ん。でもね、全国の200社以上の税理士事務所が満足して利用しているんだよ。どうしておたくだけダメなのかしら?」とココまで出そうになったが、1円の得にもならないどころかリスクしかないのでやめた。数日後、その事務所まで出向き、所長と熱く語っていると人の良さそうな顧問先の社長が訪れた。そこで「○○事務所通信、読んでますか?」とこの僕が尋ねると「読んでるよ。あれ面白いよね。特に4コマ漫画の部長はうちの上川部長にそっくりで女子社員たちにも大ウケだよ」と。当然、この僕はほくそ笑むどころか、この世のものとは思えないほどのドヤ顔になった。お客様は満足している。それに気付けないということが致命的なんだ。お客様はイチイチ「今回の記事は爆笑だね」「あなたの会社の製品は素晴らしいね」とは言わない。が、それがなくなると「あれ、どうしたの?やめちゃったの?」「製造中止になったの?気に入ってたのに・・・」と嘆くだろう。そうなってから気付いても遅いし、このように先を見る目が皆無に等しいトップの会社に明るい未来は訪れない。健康な人は「今日も歯茎の調子が最高だ」「朝から肝臓と腎臓が喜んでるぜ」とは思ってもいない。その状態が当たり前になっているんだ。そして健康を害したときはじめて気付く。だが、そうなってからでは遅い。一事が万事。我々のサービスに限らず、日頃の業務に関してもお客様の内なる心を「汲み取る」「気付く」という習慣がベリー・インポータントだ。
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2017年8月1日火曜日

【少しの拘束とゆるい社則】

税理士法人など多店舗展開する税理士事務所も増えてきたが、そのせいか「毎日わざわざ事務所に出て来なくていいよ。自宅でやっていいよ。その代わり毎週月曜の会議にだけは参加してね」と言って所員の自宅をオフィス代りにするところもあるのだとか。さぞかし「自由でいいなぁ!」と思っている者も多いだろう。でも、そー感じるのは最初の1ヶ月くらいのものだ。随分前には世間ではフレックスタイム制というのも話題になったよね。出社はするものの、始業や終業の時刻を労働者自身が自由に決めてもOKという画期的なシステムだった。今ではまるで一発屋芸人みたいに見向きもされないが。では、どーして根付かなかったのだろうか?その答えは超簡単だがね。みんな寂しかったのさ。例えば、「あなたは今日から自由」と言われたとしよう。すると3ヶ月で飽きる。絶対に飽きる。自由というのは拘束や束縛があるからこそ「ここから解き放たれたい!」「体は重いけど羽ばたきたい!」と成り立つもので、なんの締め付けもなければ無人島でオセロゲームを一人でやるようなものだ。人は、ある程度の管理下に置かれるほうが安心するものだし、そうでない者ならとっくに独立&起業している。