2017年3月27日月曜日

【中小企業診断士の時代がやって来た!?】

前回は「知識から知恵」つまり伝書鳩のように役所と顧客の間を行き来するだけの「手続き業務」から人肌のぬくもりが伝わる「相談業務」へ移行しないとAIやロボットに職を奪われちゃうよ!という話だった。さらに、メインの業務が登記という手続法に依存する司法書士などもう終わっているとも言った。だって登記ってさ、AIどころか確定申告のe-Tax(電子申告)のように本人がネットで申請する時代が訪れることなど目に見えてんじゃん。そこで、中小企業診断士だ。長きにわたりサラリーマンが取得したい国家資格の第1位。だが、絶対に食えない国家資格の1位でもある。それは「代書業」がないから。税理士の税務申告業務、司法書士の登記業務、弁理士の特許申請業務などそれぞれの国家資格には独占代書業務がある。が、コンサルタント業務を生業にする中小企業診断士にはそれがない。企業に入り込んで業績を伸ばし続けるか、文化センターや商工会議所などで講演をしまくるかしか生きる道はない。ちなみに、それらの業務だけで食っていけている中小企業診断士は各都道府県にせいぜい2~3人くらいだろう。でも、安心してほしい。前述のようにすべての士業の手続き業務はAI&ロボットさんが代りにやっていただける時代が目の前まで来ている。そう、誰もが同じテーブルの上に立つ時代がね。さぁ、その資格の実力に見合った者だけが生き残るまともな時代の到来だ。
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2017年3月10日金曜日

【デキる社長は禁錮(きんこ)を望む】

禁錮とは刑罰の一種であり、受刑者を鉄格子の中に拘置すること。一歩も外に出ることができないゆえに懲役刑より重い。社員たちとフラットな目線で働きたいとワンフロアーのオフィスを好む社長は結構、多い。きっと良かれと思ってそうしているのだろうが、そー思うこと自体、社員の心をまったく理解しちゃいない。そんなものは100%ストレスを与える愚行に過ぎないんだ。社長がオフィスを見渡している。電話が鳴る。電話をとった社員は明るく大きな声で対応する。中学時代のマラソン大会のとき、沿道で応援している女子の前を一気に駆け抜けカッコいいところを見せたはいいが、誰もいない田んぼの中を走る頃にはヘトヘトになった加藤君がいたよね。それとまったく同じだよ。社長がいたらいいところを見せようとカッコつけるが、それは「仕事してますよポーズ」に過ぎない。ましてや優秀な社員であればあるほど、そーいったバカげた行為を嫌うためおとなしい。すると社長は「佐々木君は暗いな。覇気がないね」とトンチンカンな評価をしてしまう。社長、あなたの中身は軽いが周りの空気は重い。いいかげん、そんなことくらい他人から言われなくても自分自身で気付いてほしい。
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2017年3月6日月曜日

【dandysugiyama は二度笑う】

この僕が税理士事務所に勤めていた当時のメールアドレスは「dandysugiyama@○○○.ne.jp」だった。いいかい、マジで。で、名刺に刷られたこのアドレスのおかげでどれほどの利益を得たことだろう。ご存じのとおり、基本的に税理士事務所はすっげぇ暗い。それはイメージだけでなく、ランチタイムに「経費削減だ!」と叫んで消灯するため物理的にも暗い。シャレも冗談も通じにくいそんな世界で「お?ダンディ?」と70~80人ほどの顧問先や見込み客から突っ込んでもらった。これでツカミはOKだ。あとは立て板に水のセールストークだぜ。できれば「杉山・キャッシュ・弘道」ってな感じのミドルネームを名刺に入れたかったくらいだが、さすがにそれはちとやり過ぎだろう。dandysugiyama なんて華やかで明るい業種の世界では別に何とも思われないかもしれない。暗くて閉鎖的で冗談も通じにくい税理士業界だからこそ便利に使えた手軽な一手だった。つまり、自分の立っているその場所が、その世界がどんなものなのかを今一度、ちゃんと見極めることがベリー・インポータントなんだがね。ちなみに、「ダンディ杉山」は『あぶない刑事』の「ダンディ鷹山」を参考にしたもので、今でもメインのアドレスとしてdandysugiyama を使っている僕がいる。
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2017年3月3日金曜日

【神様の欲望は無限に増幅する】

「お客様は神様です」というが、激務に悲鳴を上げているクロネコヤマトを例に話そう。そのクロネコの創業者は「サービスが先、利益が後」をモットーにお客様の立場になって新たなサービスを生み出し日本一の運送会社を築き上げた。ま、創業当初はそれでOK!しかし、商売が軌道に乗るとお客様も調子に乗るのよ。世界中を見渡しても時間帯指定ができて無料で再配達をするのはジャパンだけ。そして配達員は途方に暮れる。「お客様が望むもの」を考え、提供し続けた結果がこの有り様だ。そう、お客様には「それが当たり前」となる。給料でも同じだよ。社員の給料を上げてやると、それから3ヶ月間は社長に感謝するが、4ヶ月目には「それが当たり前」となる。だから基本給に含めずに○○手当としてココイチのコーンやチーズのようにトッピングにするわけだ。基本給を上げれば、それが退職金の算定基準になってしまうからね。ただ、上記の中に悪人は一人もいない。みんな無意識のうちにそーなってしまうだけなんだ。だからこそ、それを避けるためにも「できないこと」ではなく「できることだけ」を相手側に伝えよう。「できないこと」を明言すると、それ以外はすべてできることになり、お客様の要望や欲望が無限に増幅するからだ。調子に乗ったお客様ほど怖いものはない。
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